top of page
幕末史を見直す会
第55例会のお知らせ
・・・・・・・・・​
2024年11月24日 日曜 

基調報告:1400~16:00
報告者:鈴木荘一(幕末史を見直す会代表)
テーマ:「アヘン戦争からの明治維新」

内容: アジアに脅威をもたらしたのは、アヘン戦争で清国を屈服させた最凶国イギリスだった。イギリスの強権を恐れた幕府は、イギリスとの軍事衝突を避けるとともに、首席老中水野忠邦が砲術訓練を行わせ、さらに天保の改革に取り組んだ。
  その跡を継いだ首席老中阿部正弘はアメリカ、ロシア、イギリスなどとの全方位外交によりわが国の独立を保った。これに対しイギリスは長州・薩摩を通じて日本を間接支配することを目指して長州・薩摩を軍事支援し、議会政治を目指す幕府を倒して明治政権を樹立した。以来、長州・薩摩による77年に及ぶ戦争と大砲の日本の近代が始まった。これが明治維新の本質である。

会場: 学士会館 306号室 

千代田区神田錦町3一28

Tel: 03-3292-5936

会費: 1000円

参加申し込み:お問い合わせ」ページからご連絡ください。

 

幕末史を見直す会

 

代表: 鈴木荘一

副代表: 佐瀬 弘

会津支部長: 鈴木ひろみ

顧問: 梁田直幸

 

 会の目的
当会は東京都渋谷区に本拠を、福島県会津若松市に支部を置き、幕末を中心に歴史の見直しに取り組んでいる歴史愛好者の親睦団体です。
 2008年11月に発足しました。

 活動内容

例会を年5~6回のペースで開催しています。
 入会金・年会費とも無料です。
  会員

会員は氏名・住所・メールアドレスを登録し、出欠を事前に申し出た後、例会に参加することになります。
 当会の趣旨に賛同される方であれば、特段の歴史的知識などは必要ありません。

入会案内
■首都圏在住の方は「お問い合わせ」 から

■会津在住の方は会津支部長 鈴木ひろみ(070-6628-6689)まで ご連絡ください 
最近の例会

第54回 2024年1月28日

「明治・大正の英雄  大隈重信の功績」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )
ビデオ配信中

  大隈というと早大を作った以外、何をした人なのかわからない、という人が多い。
 実は大隈は、明治・大正を輝かせた第一級の人物である。
わが国は明治期に日露戦争に勝ち、条約改正を実現し、アジアの人々の希望の国となった。
 大正期には国際連盟の常任理事国に選ばれ、世界の五大国となって尊敬を集めた。
こういう栄光をもたらしたのが、大隈なのである。
 大隈重信の功績を多くの人々に知っていただきたい。

第53回 2023年10月22日

ウクライナ戦争と日露戦争

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

  はてしてウクライナはロシアに勝てるのか?
 ロシアと一国で戦って勝った国は、日露戦争の日本しかない。ナポレオンのフランスもヒトラーのドイツも、ロシアに負けた。ある日本の名将が「日露戦争は自国の兵器、自国の将兵、自国の軍資金で戦って勝ったのだ。自国の兵器、自国の将兵、自国の軍資金により勝つ見込みがないなら、臥薪嘗胆して降りるしかない」と述べた。そして名将乃木がロシア軍を撃退した。

 兵器、将兵、軍資金を有志国に依存するウクライナに勝利はあるのか? ウクライナに乃木のような名将はいるのか? 
日本のマスコミが垂れ流す「令和の大本営発表」というウソを信じて良いのか?
 「ロシアに勝つ」という戦いのやり方を、日露戦争の勝利の要因から考える。

第52回 2022年7月18日

「平和の武将 徳川家康」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

 秀吉の時代は、ポルトガル・スペインが布教とセットで世界征服事業を進め、日本人が奴隷として海外に売り飛ばされたりしていた。

 家康は今川家の人質として駿河で過ごしたとき禅僧太原雪斎から「お前の使命は対外戦争も内戦もない平和な国を作ること」と教えられ、「徳川の平和」を目指した。

 秀吉は宣教師による日本人奴隷の売買を禁止したが、宣教師を通じた鉄砲・火薬の輸入を遮断せず、朝鮮出兵という対外戦争を行うなど平和の確立は不徹底だった。  

 これに対して家康はキリスト教を禁止し、豊臣家を滅ぼし、対外戦争も内戦もない「徳川の平和(パックス・トクガワーナ)」と讃えられる平和を確立した。

 徳川政権は「軍事超大国スペインの征服計画からいかに日本を守るか」に苦心し、家光が鎖国という国家安全保障の新手法を発明した。このため外国からの侵略や内戦はなくなり、綿織物、生糸、絹織物、砂糖などが国産化され、北前船や街道で各種物資が全国に配送され、学問・工芸・美術・文学など豊かな日本文化が開花した。 

 このことが明治近代化を短期間に実現することに寄与した。

第51回 2022年7月18日

「鎖国という正しい選択」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

学校では「鎖国により日本は遅れた」と教えているが、家康・秀忠・家光が鎖国を選んだことは正しい選択だった。
当時は大航海時代であり、軍事超大国のスペイン・ポルトガルは宣教師と相携えて、世界各地の後進国や未開地を征服してイスラム教徒や仏教徒など異教徒を迫害し、奴隷として売買していた。この時代に布教を受け入れた発展途上国は、いずれもスペイン・ポルトガルの植民地になって支配された。
当時の発展途上国のうち今日において繁栄しているのは、当時鎖国を選んだ明(今の中国)や朝鮮や日本などに限られる。

第50回 2022年5月15日

「ウクライナ戦争を読み解く」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

ウクライナで悲惨な戦争が続いている。この原因はどこにあり、どう展開していくのか。早期に和平が訪れるのか、それとも長期化するのか。プーチン大統領がスターリンを理想とし、スターリンの再来を目指しているのだとすれば、容易ならぬ事態である。

 ロシアの西方の隣国はウクライナである。ロシアの東方の隣国は日本である。スターリンの軍事膨張に苦しんだ戦前日本の苦悩を地政学の見地から読み解き、近未来を予測する。

第49回 2020年10月31日
「満州国という立派な国」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

日本陸軍の支援による満州国の建国を希望したのは満州平原の主人公である遊牧民族の末裔の満州馬賊だった。日露戦争終戦により日本陸軍が撤兵して軍事的空白となるなか張作霖が台頭し、張作霖の跡を継いだ張学良はソ連と武力衝突を起こしたうえ満州の治安が悪化。ソ連軍の脅威を痛感した日本陸軍は、五族協和を唱えて防共国防国家としての満州国を建国した。

第48回 2020年9月26日
「名将山本五十六の絶望」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

 二度のアメリカ駐在を通じて航空主兵を力説した山本五十六は米英との戦争回避を望み、日独伊三国同盟に反対して海軍左派トリオと呼ばれた。日米開戦となるや、長期戦を目論むアメリカのオレンジ計画に対抗して短期決戦・早期講和を目指し、真珠湾攻撃とマレー沖海戦を成功させたが、ミッドウェー海戦は大敗となり、ラバウル航空戦にも戦果なく、無念のうちに機上戦死した。

第47回 2020年8月1日
「日中戦争の正体」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

日中戦争の本質は、ドイツ軍事顧問団ファルケンハウゼン中将のの指導を受けドイツの兵器で武装した蒋介石軍五万人が、上海在留邦人の保護にあたっていた上海海軍陸戦隊五千人を、十倍の兵力で奇襲した近代戦である。ドイツ軍の狙いはドイツ顧問団が蒋介石軍を指揮して実戦経験を深め、第二次世界大戦の準備をするにあった。泥沼となった日中戦争の正体を語る。

第46回 2019年11月9日
「雪の二・二六」

講師:鈴木荘一 ( 幕末史を見直す会代表 )

二・二六事件は、日中戦争(昭和12年~)の一年前、支那侵攻を目指した陸軍・統制派と、日支不戦を唱えた陸軍・皇道派の対立が原因で勃発した。最大の反戦勢力ともいうべき皇道派が決起失敗により粛清されると、一年後、日本陸軍は泥沼の日中戦争に踏み込んでいく。二・二六事件の真相を語る。

第45回 2019年7月7日

■「西園寺公望の失意」

講師:鈴木荘一 氏

(幕末史を見直す会代表)

明治維新後、10年間のフランス留学で開明思想を身に着け、桂太郎と交代で首相を勤める桂園時代を築き、さらに政友会と民政党が交互に政権を担う「憲政の常道」という大正デモクラシーを育てた。しかるに最後の元老西園寺公望は陸軍の横暴により失脚した。  

第44回 2019年5月27日

■「近衛文麿の悲劇」

講師:鈴木荘一 氏

(幕末史を見直す会代表)

日中戦争の不拡大に務め、早期停戦を模索したものの、戦火は拡大。支那からの陸軍撤兵による日米不戦を主張したが東條陸相の反対で果たせず。終戦半年前に近衛上奏文を奉呈して即時終戦を提議したが果たせなかった近衛文麿の苦渋を語る。  

第43回 2018年12月16日

■「明治維新の正体」

講師:鈴木荘一 氏

(幕末史を見直す会代表)

公議政体論による議会制度の成立を目指して大政奉還を成し遂げた幕末最高のステーツマン徳川慶喜と戊辰戦争という無益の流血を行った幕末ポピュリストの親玉西郷隆盛の抗争を語る

第42回 2016年10月30日
■日中戦争不拡大に尽力した石原莞爾
講師:鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会代表)
盧溝橋事件不拡大につとめ、日中戦争停戦を唱えて日支和平に努めた参謀本部作戦部長石原莞爾の見果てぬ夢を語る。

 

第41回 2016年5月29日

■コミンテルンVS満州建国そしてノモンハン事件

講師:鈴木荘一 氏

(幕末史を見直す会代表)

満州国建国の動因となったコミンテルンによるモンゴル人民共和国建国。そしてソ連軍と日本軍が衝突したノモンハン事件。

蒙古・満州を舞台に繰り広げられた熾烈な戦いの本質に迫る。

第40回 2015年10月10日
■ 日韓関係の行方

講師:井上力 氏
( 韓国問題研究家 )

中国への傾斜を深める韓国の経済状況と北朝鮮・韓国の軍事的バランス。そして韓国の動向に懸念を示すアメリカ。朝鮮 半島に生じた経済・軍事情勢の変化に、わが国はどう対応すべきか。

第39回 2015年8月21日  
■ 佐久間象山に見る幕末洋学の大河

講師:橋本真吾 氏
(東京工業大大学院博士課程)

幕府洋学の学流なかで、ひときわ燦然と輝く幕府洋学の巨頭佐久間象山を中心に、関孝和、高橋至時、伊能忠敬、江川太郎左衛門など明治近代化の礎となった幕府洋学の概要を語る。

第38回 2015年6月13日  
■ 鳥羽伏見戦における神保修理と徳川慶喜

講師:山本なおこ 氏
(幕末史研究家)

錦旗の登場に対し、撤兵論を唱えた会津藩士神保修理の苦渋と、東帰の汚名を着た徳川慶喜の、知られざる尊皇の心を語る。

第37回 2015年4月24日  
■ 宮本武蔵と五輪書

そして武士道

講師:米岡宗臣 氏

(国際ボランティア・ガイド)

最近欧米で、MANGA・MUSASHI・VAGABONDなどがベストセラーで、欧米人の間で宮本武蔵・五輪書・武士道への関心が高まっている。しかし来日した欧米人から武蔵について質問された日本人が、知識不足で答えられないケースが少なくない。おもてなしの一環として、欧米人の質問に答えられるよう、宮本武蔵・五輪書・武士道について復習する。

第36回 2015年2月28日  
■ 咸臨丸の絆

講師:宗像善樹 氏

(幕末史研究会代表幹事)

軍艦奉行木村摂津守と福沢諭吉が咸臨丸に乗って、怒涛渦巻く冬の北太平洋を横断してアメリカへ渡った冒険航海の真実を、木村摂津守の子孫が赤裸々に語る。

第35回 2014年12月5日  
■ 戦闘機パイロットが見たロシア空軍と中国空軍

講師:永岩俊道 氏

(元航空自衛隊航空支援集団司令官・空将)

航空自衛隊の戦闘機パイロットだった立場から、日本防空の最前線におけるロシア空軍と中国空軍の現況と特徴など、生々しい現実を語る。

第34回 2014年11月1日  
■ 坂本龍馬の竹島開発計画

講師:阿納裕次郎 氏

(帝都龍馬会代表)

幕末の混迷期に、風雲児坂本龍馬が唱えた竹島開発計画の全容を語る。

第33回 2014年8月29日  
■ 洋学に目覚めた幕府昌平黌の青春群像

講師:高橋國男 氏

(幕末洋学史研究家)

儒学の総本山だった昌平黌に洋学の息吹をもたらし、昌平黌教授としてペリー来航時のアメリカ国書翻訳や、プチャーチンのロシア国書への返書起草に携わり、小栗忠順、栗本鋤雲らを育てた安積艮斎。ペリーと日米和親条約の交渉を行った林大学頭復斎。幕府の開国外交を支えた昌平黌の若き青春群像を語る。

第32回 2014年6月20日  
■  熊本藩が生んだ幕末維新の思想家横井小楠

講師:米岡宗臣 氏
(熊本幕末史研究家)

元田永孚らとともに熊本実学党を率い、福井藩に招聘されるや坂本龍馬、井上毅、由利公正など多くの志士に『国是七条』を説き、福井藩政改革・幕政改革にかかわり、明治新政府の方向を示した横井小楠の先見性を語る。
 

第31回 2014年4月19日  
■ 統帥権干犯論と憲法第九条

講師: 鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会代表)

明治14年の政変と大隈重信・福沢諭吉の憲法無用論。伊藤博文の憲法制定。鳩山一郎の統帥権干犯論による太平洋戦争。憲法は護憲か、改憲か、憲法廃止か? 憲法と自衛権について多角的に考える。

第30回 2014年2月22日  
■  歴史認識における日韓対立を考える

講師:鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会代表)

日本と韓国の間に横たわる近代史に関する歴史認識の対立は超克できるか。歴史を直視して、日韓歴史認識の対立の根源を探り、わが国のアジア外交の方向を考える。

第29回 2013年10月4日  
■  会沢正志斎の『新論』を読む

講師:橋本真吾 氏
(東工大大学院院生)

幕末・維新を経て近代国家への歩みを始める日本の近代精神の源流となった水戸学の代表的著作であり、幕末の志士の間でベスト・セラーとなった会沢正志斎「新論」の現代的意義。

第28回 2013年8月24日  
■  会津新撰組斉藤一の武士道

講師:佐藤功武 氏
(新撰組研究家)

新撰組随一の剣客とうたわれ、土方歳三負傷後、会津新撰組を率いて会津戦争を戦い、会津女性高木時尾と結婚して会津と共に生き、武士道を貫いた斉藤一の生涯。

第27回 2013年62月21日  
■  山本覚馬と管見

講師:高橋國男 氏
(山本覚馬研究家)

新時代の政治理念・教育理念について、「管見」を著して提示した、会津藩の先駆的洋学者山本覚馬の生涯を語る。

第26回 2013年4月6日  
■  我が国防空の現状と課題

講師:正岡富士夫 氏
(元空将補・入間航空基地司令)

かつて防空の第一線にあった元空将補・入間航空基地司令が、我が国防空の生々しい実態と克服すべき課題について語る。

第25回 2013年2月16日  
■  ペリー来航前後の江戸湾防備について

講師:北村陽子 氏
(開国史研究家)

ペリー来航前後の会津藩による房総・三浦半島防備や、浦賀奉行所の労苦を語る。

第24回 2013年〓月〓日  
■  山本覚馬と山本八重

講師:濱津 幸則 氏
(山本覚馬研究家)

『管見』を著して新時代の政治理念と教育理念を提示した兄覚馬と、同志社大学の建学に尽力した妹八重にみる会津人の近代性。

第23回 2013年10月26日  
■  桑名藩雷神隊立見尚文の生涯

講師:郡 義武 氏
(桑名藩史研究家)

戊辰戦争を戦った桑名藩士立見尚文は、小兵力で大軍に立ち向かう稀代の名将に成長。日露戦争では、黒溝台の激戦でロシアの大軍を撃退した。

第22回 2013年8月4日  
■  藤田東湖と正気の歌

講師: 萩原高行 氏
(水戸学研究家)

後期水戸学の雄で幕末の志士たちに大いなる感化を及ぼし、数々の人材を発掘・育成した藤田東湖の思想と行動を語る。詩吟付き。

 

第21回 2012年6月2日  
■  オレンジ計画とは何か

講師:鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会 代表)

セオドア・ルーズベルト海軍次官は、日露戦争の七年前、すなわちハワイ併合の前年に、日本征服のため「オレンジ計画」を策定。対日開戦の口実を見つけた甥のフランクリン・ルーズベルト大統領が、四十四年後の昭和十六年に発動した。

第20回 2012年4月14日  
■  老中阿部正弘と安政の改革

講師:阿部正靖 氏
(阿部家第22代当主)

開国を果たし、人材発掘・幕府海軍創設・東大の前身「蕃書調所」創設など「安政の改革」を実行し、日本近代化の扉を開いた老中阿部正弘の功績を語る。

第19回 2012年2月26日  
■  日本開国と幕末の会津藩

講師:簗田直幸 氏
(会津大学講師)

朝廷から勅許を獲得し、兵庫開港を果たして開国を完成させた徳川幕府と会津藩の知られざる功績と労苦を語る。

 

第18回 2011年12月10日  
■  保科正之とパックス・トクガワーナ

講師: 五十島帆 氏
(保科正之研究家)

究極の軍事体制だった初期徳川家の武断政治を廃し、平和を尊ぶ文治政治へ転換して二百数十年に及ぶ平和な時代を築いた将軍輔弼役会津藩主保科正之の功績を語る。

第17回 2011年10月14日  
■  水戸学は今も生きている

講師: 飯田幸雄 氏
(水戸学研究家)

徳川光圀によって創られ、徳川慶喜によって実践された水戸学は、現代日本に多くの遺産を残している。

第16回 2011年8月26日  
■ 国難と我が国防衛について

講師:大串康夫 氏
(元航空自衛隊空将)

かつて航空自衛隊・航空総隊司令官として防空の任にあった立場から、国難ともいうべき現下のわが国の国防のありかたについて語る。

第15回 2011年6月10日  
■ 軍艦奉行木村摂津守と福沢諭吉

講師:宗像信子 氏
(咸臨丸子孫の会幹事)

咸臨丸渡米を成功させ、また福沢諭吉をアメリカへ伴った幕府軍艦奉行木村摂津守の開明と偉業を語る。

第14回 2011年4月8日  
■  書契問題と征韓論の真実

講師:萩原高行 氏
(敬天愛人フォーラム世話人)

朝鮮政府は、明治新政府からの外交文書の文言に難癖をつけて、交際申し込みを拒否。外交打開のため、平服で韓国へ渡ろうとした西郷隆盛の胸中は「征韓論」ならぬ「説韓論」だった。

第13回 2011年2月10日  
■ 東大総長会津人山川健次郎と「大学の自治」

講師:佐瀬弘 氏
(幕末史を見直す会副代表)

私立大学ならまだしも。国立大学における「大学の自治」 とは何か? 会津人山川健次郎の自治思想の源流を探る。

第12回 2010年12月3日  
■  会津人柴四郎著『佳人の奇遇』を読む

講師:平沼久美子 氏
(幕末史を見直す会会員)

東海散士こと柴四郎著『佳人の奇遇』は高校教科書に掲載され誰でも知っている筈だが、実際、ほとんどの人が中身を知らない。現代日本外交が混迷を深める今日、会津人柴四郎の危機感を偲ぶ。

第11回 2010年10月22日  
■  日露戦争とは何だったのか

講師: 鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会代表)

日露両国の誤解から生じた日露戦争が、アジアにもたらした明と暗について語る。

第10回 2010年8月27日  
■  井伊直弼と日米通商条約

講師:豊島昭彦 氏
(井伊直弼研究家)

アメリカ総領事ハリスの性急外交に押され、朝廷から勅許を得ぬまま日米通商条約に調印した大老井伊直弼の苦渋を語る。

第9回 2010年6月25日  
■  幕府海軍と咸臨丸渡米

講師:橋本 進 氏
(元東京商船大学教授・元日本丸船長)

ペリ-来航を機に、幕府は海軍建設に着手し、オランダ海軍の支援を得て長崎海軍伝習所を開設。更に咸臨丸が太平洋横断。木村摂津守・福沢諭吉・中浜万次郎など青春群像を語る。

第8回 2010年4月23日  
■  ペリー砲艦外交の真相

講師: 北村 陽子氏
(開国史研究会会員)

日本に開国を迫ったペリ-は「平和の使徒」などではない。最新鋭兵器と大艦隊を揃え、沖縄・小笠原占領など軍事行使を含む高圧的態度で日本に開国を迫ったペリ-砲艦外交の実態を語る。

第7回 2010年3月5日  
■  庄内藩にとっての戊辰戦争

講師:富樫 義和氏
(庄内藩史研究家)

江戸市中を荒らし回った益満休之助・相楽総三ら薩摩藩御用盗の巣窟薩摩藩三田藩邸を焼打ちし、奥羽戊辰戦争では薩長西軍の猛攻に屈しなかった庄内藩・酒井家の士魂と本間家の財力を語る。

第6回 2009年12月11日  
■   阿部正弘と日米和親条約

講師:今津浩一 氏
(横浜黒船研究会世話人)

ペリーの砲艦外交の挑発に乗らず、理を尽くした外交交渉により、通商は断って平和裏に開国を果たし、日本の植民地化を防いだ幕府首席老中阿部正弘、林大学頭らの聡明を語る。

第5回 2009年10月23日  
■  柴五郎と日露戦争

講師: 鈴木荘一 氏
(幕末史を見直す会代表)

中国における攘夷運動である義和団事変に際し、北京の外国人居留民を守り、中国人キリスト教徒3000余人を保護し、列国の賞賛を浴びて、日英同盟の基礎を築いた会津人柴五郎の功績を語る。
 

第4回 2009年8月26日  
■  幕末の理財家山田方谷の思想と行動

講師:小名泰裕氏 氏
(戊辰戦争研究会関東支部長)

幕府老中板倉勝静(備中松山藩主)を支え、長岡藩家老河井継之助に藩政改革の手法を伝授した山田方谷の実践論とは如何なるものか?

 

第3回 2009年7月9日  
■    榎本武揚の戊辰前・戊辰後

講師:中山昇一 氏
(榎本武揚研究家)

長崎海軍伝習所で学び、オランダから開陽丸を廻航し、五稜郭で戊辰戦争を戦った幕府海軍の総帥榎本武揚は明治維新後を、どのように生きたのか?

第2回 2009年4月17日  
■   長岡藩武装中立の今日的意義

講師:牧野 創 氏
(柏友会史談会会員)

ペリーの砲艦外交の挑発に乗らず、理を尽くした外交交渉により、通商は断って平和裏に開国を果たし、日本の植民地化を防いだ幕府首席老中阿部正弘、林大学頭らの聡明を語る。

第1回 2009年2月20日  
■   大平八郎と戊辰白河戦争

講師: 大平泰男氏
(白河郷土史研究家)

薩長西軍と奥羽列藩同盟軍の全面対決となった戊辰白河戦争に、戦場となった白河の豪商白河八郎は、どのように関わったか。

bottom of page